
毎日使う調味料には気を遣いたい



家族の健康を考えると添加物が気になる
このように悩んでいませんか。「無添加」と書かれていても、何を選べばいいのか迷ってしまう人も多いはずです。
この記事では、食品表示の専門的な知識がなくてもわかる「無添加めんつゆの選び方」から、スーパーやインターネットで手軽に購入できる無添加めんつゆ10選を紹介します。
さらに、時間があるときに試したい「自家製めんつゆ」の簡単な作り方も解説。この記事を読めば、もうめんつゆ選びで迷うことなく、安心して料理ができます。ぜひ無添加めんつゆを購入するときの参考にしてください。


「無添加めんつゆ」に使われる添加物の基本


和食の味付けが手軽に決まる「めんつゆ」は、とても便利な調味料です。しかし、一般的なめんつゆには、実は多くの添加物が使われています。本当に安心して使える一本を選ぶために、以下のポイントを抑えましょう。
順番に解説します。


一般的なめんつゆには添加物が使われている
多くの家庭で常備されている市販のめんつゆですが、その多くにはさまざまな種類の食品添加物が使われています。
代表的な添加物は以下のとおりです。
- うま味を補強して味を安定させる「調味料(アミノ酸など)」
- 品質を保つための「酸味料」
- 豊かな香りを加える「香料」
- 賞味期限を延ばす「保存料」
- 見た目をおいしそうに整える「カラメル色素」
これらの添加物は、食品衛生法に基づき国が安全性を認めたものであり、一概に悪いものとはいえません。



しかし、小さな子どもや家族の健康を第一に考え、できるだけ自然なものを選びたいと思うのは当然のことです。
素材本来の優しい味わいを大切にしたい人にとっては、これらの添加物を含まない「無添加」という選択が、安心につながる第一歩となるでしょう。
添加物は裏面の「原材料表示」をチェックする
店頭で「無添加」と書かれた商品を見かけると、つい安心して手に取ってしまいがちです。この「無添加」表示には、法律で定められた統一の基準が存在しないのが実情です。
多くはメーカーの自主的な基準に基づいて表示されており、「化学調味料無添加」や「保存料・着色料無添加」のように、特定の添加物だけを指している場合も少なくありません。



パッケージ表面のキャッチコピーだけで判断するのではなく、必ず商品の裏面にある「原材料名」の欄を自分の目で確認する習慣が大切なんです!
本当に求めている「無添加」かどうかを見極める力は、この原材料表示を読み解くことから始まります。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、ポイントさえ押さえれば家族のために自信を持って商品を選べるようになります。
酵母エキスなどは自然な味を求めるなら避ける
原材料表示を見ていると、「酵母エキス」や「たんぱく加水分解物」といった表示に出会うことがあります。これらは食品添加物ではなく「食品」に分類されるため、「化学調味料無添加」と表示されている商品にも使われているケースが多い成分です。
酵母や植物性たんぱく質などを分解して作られ、強い「うま味」を持っています。調味料(アミノ酸など)と同じように、だしの風味を補強し、味のベースを整える目的で広く使用されいるのです。



強いうま味を持つため、素材本来の繊細な風味を感じにくくなることもあります。
より自然で優しい味わいを追求したい人や、だし本来の風味を大切にしたいと考える人は、「酵母エキス」や「タンパク加水分解物」が含まれていないめんつゆを選ぶのがオススメです。
無添加めんつゆを選ぶときのポイント4つ


ひとくちに「無添加めんつゆ」といっても、原材料やだしの種類、容器もさまざまで、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。毎日の料理で使いやすい、あなたにピッタリの一本を見つけるために、以下4つのポイントを確認してみましょう。
一つひとつ解説します。
原材料は「だし・醤油・砂糖・みりん」が基本
無添加めんつゆを選ぶうえで重要なポイントは、原材料がシンプルであることです。商品の裏面にある原材料表示は、含まれている量が多いものから順に記載するルールがあります。



リストの先頭に「しょうゆ」や、だし素材である「かつおぶし」「こんぶ」などが記載されているかを確認しましょう。
理想的なのは、「しょうゆ・砂糖・みりん・食塩・かつおぶし」のように、家庭のキッチンにあるような馴染み深い材料だけで作られている商品です。
見慣れないカタカナの成分名が少なく、原材料の種類が少ないほど、素材の味を活かした自然な味わいに近いと判断できます。原材料のシンプルさは、家族の健康を願う気持ちに応えてくれる安心のしるしです。
だしの種類は力強い「かつお」と上品な味の「昆布」
めんつゆの味わいを決定づけるのは、「だし」の種類です。
だしの種類 | 特徴 | オススメの使い方 |
---|---|---|
かつお節ベース | 豊かな香りと力強い風味 | 麺類のつゆ |
昆布ベース | 口当たりがまろやかで上品なうま味 | 煮物炊き込みご飯だし巻き卵 |
他にも、焼きあご(飛び魚)やしいたけ、いりこ(煮干し)など、複数のだしを組み合わせた商品もあります。これらはより複雑で深みのある味わいを楽しめるのが魅力です。
家族の好みや、作りたい料理のイメージに合わせてだしの種類を選べば、食卓がもっと豊かになります。
コスパ重視は「濃縮タイプ」で手軽さ重視は「ストレートタイプ」
市販のめんつゆには、水やお湯で薄めて使う「濃縮タイプ」と、そのまま使える「ストレートタイプ」があります。
「濃縮タイプ」の魅力は、コストパフォーマンスの高さです。1本あれば薄める割合を変えることで、めんつゆから煮物、天つゆまで幅広く対応できます。
一方、「ストレートタイプ」は手軽さが魅力。計量したり薄めたりする手間がなく、ボウルに注ぐだけですぐに使えます。子育てや仕事で忙しい平日の夕食など、少しでも調理時間を短縮したいときには大変便利です。



筆者は小さい子どもがいるので、濃縮タイプを購入して薄味に対応できるようにしています。
日常的にさまざまな料理に活用したい人は濃縮タイプ、特定の料理で手軽に使いたい人はストレートタイプがオススメです。
風味の長期保存は「瓶」で扱いやすいのは「ペットボトル」
めんつゆの容器には、主に「ガラス瓶」と「ペットボトル」の2種類があります。どちらにもメリットがあるため、家庭での使い方を考えて選びましょう。
光や空気による品質の劣化を防ぎ、風味を長持ちさせたい場合には「ガラス瓶」が適しています。高級感があり、大切に使いたい気持ちにさせてくれます。ただし、重くて割れやすいため、取り扱いには少し注意が必要です。
一方、「ペットボトル」は軽くて扱いやすく、使用後の廃棄も簡単という大きなメリットがあります。小さな子どもがいる家庭では、万が一落としてしまっても安全なペットボトルを選ぶ方が安心でしょう。



我が家の子は「なんでも自分でしたい!」時期…。自分でできる・安全を優先してペットボトルを購入しています。
最近では、密封ボトルなど品質保持性の高いボトルも増えています。風味と保存性を取るか、日々の手軽さを取るか、あなたのスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
【2025年版】市販の無添加めんつゆオススメ10選


ここからは、選び方のポイントを踏まえ、市販で手に入るオススメの無添加めんつゆ10品を紹介します。
スーパーで手軽に買えるものから、一度は試したいこだわりの逸品まで幅広く厳選。以下の比較表も参考に家庭にピッタリの一本を見つけてくださいね。
商品名 | 主なだし | つゆタイプ | 酵母エキス | 有機JAS認証 |
---|---|---|---|---|
節辰商店 鰹たっぷりつゆ | かつお・昆布 | 濃縮 | なし | なし |
トップバリュ オーガニックめんつゆ | かつお・昆布 | 濃縮 | あり | あり |
佐々長醸造 老舗の味つゆ | かつお | 濃縮 | なし | なし |
弓削多醤油 有機だしつゆ | かつお、昆布 | ストレート | なし | あり |
オーサワジャパン 有機めんつゆ | 植物性原料 | 濃縮 | なし | あり |
ミツカン 八方だし | かつお、昆布 | 濃縮 | あり | なし |
にんべん つゆの素ゴールド | かつお、昆布 | 濃縮 | あり | なし |
自然の味そのまんま 国産原料の麺つゆ | かつお、昆布、煮干、椎茸 | 濃縮 | なし | なし |
光食品 有機めんつゆ | かつお、昆布 | 濃縮 | なし | あり |
桃屋 つゆ特級 | かつお | 濃縮 | なし | なし |
順番に見ていきましょう。


節辰商店|鰹たっぷりつゆ


「鰹たっぷりつゆ」は、創業100年を超える鰹節専門店「節辰商店」が作る、名前のとおり鰹の風味を存分に楽しめる濃縮タイプのつゆです。



厳選した本枯れ節を贅沢に使い、丁寧にだしを引いています。
化学調味料やエキス類は無添加で、口のなかに広がるのは鰹節本来の力強い香りと深いうま味。めんつゆとしてだけでなく、煮物や丼ものなど、いつもの料理をこれ一本で料亭の味に引き上げてくれます。
醤油(大豆・小麦を含む)(本製造)(国内製造)・砂糖・ふし(かつお、宗田かつお)・食塩・みりん・昆布・干し椎茸
化学調味料だけでなく酵母エキスも避けたい、原材料の産地までこだわりたい本物志向の人にオススメ。特別な日の食卓や、大切な人への贈り物としても喜ばれるでしょう。
トップバリュ グリーンアイ|オーガニックめんつゆ
有機JAS認定を受けた安心して使えるオーガニックめんつゆです。イオン系列のスーパーで手軽に購入できます。有機しょうゆや有機砂糖をベースに、かつお節と昆布でシンプルにだしをとっており、自然な味わいです。



イオンの店舗は全国的に多いので、購入しやすいのも魅力ですよね!
有機しょうゆ(大豆・小麦含む)(国内醸造)・有機砂糖・有機米発酵調味料・食塩・かつお節・酵母エキス・昆布(北海道産)・しいたけエキス・かつお節エキス
まずは手頃な価格でオーガニック製品を試してみたい人、買い物のついでに気軽に購入したい人にピッタリです。
佐々長醸造|老舗の味つゆ


「老舗の味つゆ」は、岩手県の老舗「佐々長醸造」が作る地元で長年愛されているロングセラー商品です。長期熟成させた本醸造醤油を使い、かつお節からじっくりとだしをとった、深みとコクのある味わいが特徴です。



化学調味料無添加で、口コミでは「これほど味わい深い商品はない」と評判の信頼できる逸品!
しょうゆ(大豆・小麦を含む)(国内醸造)・砂糖・かつお削ぶし(厚削り)・食塩・みりん
多くの人に長年愛されてきた信頼できる「定番の味」を求める人にオススメ。伝統的な製法で作られたコク深く飽きのこない味わいは、家庭に一本常備しておくと重宝するでしょう。
弓削田醤油|有機だしつゆ


「有機だしつゆ」は、自社で醸造した有機醤油を贅沢に使用した、醤油屋ならではのこだわりが詰まった一本です。



原材料は有機農産物を使用しており安心感があってシンプル。
醤油のキレとだしのバランスが絶妙で、麺類だけでなく、あらゆる和食をワンランク上の味に仕上げてくれます。
有機醤油(有機大豆(国産)・有機小麦(国産)・食塩)・有機米発酵調味料・鰹削り節・昆布・椎茸
原材料が有機JAS認定されているなど、とことんオーガニックにこだわりたい人にオススメ。醤油の味が際立つため、めんつゆとしてだけでなく、おいしい醤油を活かす感覚でさまざまな料理に使いやすいでしょう。
オーサワジャパン|有機めんつゆ


「有機めんつゆ」は、マクロビオティック食品のパイオニア「オーサワジャパン」が作るヴィーガン対応のめんつゆです。



国産の有機醤油をベースに、昆布としいたけだけで、だしをとっているため、すっきりとした上品な味わい。
魚介系のだしが苦手な人でも、昆布としいたけの優しいうま味で、おいしい麺類や和食を楽しめます。
有機醤油・有機米発酵調味料・有機玉ねぎ(国産)・昆布(国産)・有機にんじん(国産)・有機米酢・有機乾しいたけ・有機キャベツ(国産)・食塩(天日塩)・麦芽水飴
動物性原料不使用なので、ベジタリアンやヴィーガンの人はもちろん、魚介系の風味が苦手な人、健康上の理由で動物性食品を控えている人にもオススメです。
ミツカン|八方だし


「八方だし」は、スーパーで手軽に購入でき、かつお節と昆布のバランスがとれた本格的な味わいが魅力です。これ1本で煮物やだし巻き卵など、さまざまな料理が上品な味わいに仕上がります。



化学調味料だけでなく、うま味を補強する酵母エキスも使用していない、こだわりの無添加設計!
しょうゆ(小麦・大豆を含む)(国内製造)・砂糖・食塩・みりん・酵母エキス・かつおぶし(粗砕、粉砕)・こんぶだし・醸造酢
「無添加にはこだわりたいけど、スーパーで手軽に買いたい」人にピッタリ。だしと醤油のバランスがよく、どんな料理にも使いやすいため料理初心者の人でも味がばっちり決まります。
にんべん|つゆの素ゴールド


通常版の「つゆの素」に比べてだし素材を1.5倍使用し、より贅沢な味わいの濃厚なつゆです。化学調味料・保存料・着色料は不使用。本醸造有機醤油を使用するなど、原材料にもこだわっています。



いつもの料理を手軽に本格的な料亭の味に近づけたい人にピッタリのプレミアムなめんつゆ!
有機しょうゆ(国内製造)・砂糖・かつおぶし・食塩・みりん・酵母エキス・醸造酢・こんぶ・(一部に小麦・大豆を含む)
いつもの料理をワンランクアップさせたい人や、プチ贅沢を楽しみたい人にオススメ。だしの風味が豊かなので、料理好きの人や、味にこだわりのある人への贈り物としても最適でしょう。
自然の味そのまんま|国産原料の麺つゆ


「国産原料の麺つゆ」は、鹿児島県産のかつお節と北海道産の昆布で丁寧にとっただしに、国産の丸大豆醤油を合わせた自然で優しい味わいが特徴です。原材料はすべて国産にこだわっています。



化学調味料やエキス類を一切使わず、素材本来の味を大切にしているんです。
麺類はもちろん、煮物や和え物など、さまざまな料理の味のベースとして安心して使えます。
たまりしょうゆ(本醸造)・しょうゆ(本醸造)・風味原料(鰹節・昆布・煮干・椎茸)・砂糖・発酵調味料・食塩・(原材料の一部に小麦・大豆を含む)
食の安全や原材料の産地にこだわる人、小さな子どもがいる家庭など、素材の味を活かした自然な味付けを好む人にオススメです。
光食品|有機めんつゆ


「有機めんつゆ」は、国産有機の丸大豆・小麦から作られた有機本醸造醤油を使用し、有機JAS認定も受けています。有機砂糖や有機米醗酵調味料で自然な甘みをつけた、バランスのよい味わいです。



食塩には天日乾燥の原塩「シママース」を使用するなど、細部の原材料までこだわっています。
有機しょうゆ(大豆・小麦を含む)・有機砂糖・有機米発酵調味料・有機米酢・かつおぶし・こんぶ・食塩
オーガニックであることはもちろん、醤油や砂糖、食塩の種類など、原材料の細部にまでこだわり抜きたい本物志向の人にピッタリのめんつゆです。バランスのとれた味わいで、さまざまな料理に活躍するでしょう。
桃屋|つゆ特級


「つゆ特級」は、厚削りのかつお節からじっくり煮出した一番だしのみを使用しているため、豊かな香りとまろやかな味わいのつゆです。



化学調味料はもちろん、酵母エキスも使用していない、こだわりの無添加設計なんです。
子どもから大人まで家族みんなで楽しめる、やさしく飽きのこない味わいは、常備しておきたい一本です。
しょうゆ(小麦・大豆を含む、国内醸造)・砂糖・かつお削りぶし・みりん
だしはやっぱり「かつお節」の風味が一番という人にピッタリ。大手メーカーの安心感と、本格的な無添加の味わいを両立したい人にもオススメです。
無添加めんつゆが買える主な販売場所


さまざまな無添加めんつゆを紹介してきましたが、いざ購入するとなると「どこで売っているの?」と迷ってしまうかもしれません。
実は、身近なスーパーからこだわりのセレクトショップ、便利な通販まで、購入場所もさまざまです。ここでは、主な販売場所を3つのタイプに分けて見ていきましょう。
順番に解説します。


イオンやコープなどの身近なスーパーマーケット
無添加めんつゆは、プライベートブランド(PB)商品が狙い目。PB商品は品質と価格のバランスがよく、普段の買い物ついでに気軽に試せるのが魅力です。
とくにイオンの「トップバリュ グリーンアイ」は無添加・オーガニックシリーズが充実しています。コープ(生協)の宅配サービスでも、独自の無添加基準を設けた商品を扱っており、子育て世帯に人気です。



イオンとコープは、無添加食品が比較的多くおいてあるのでよく利用しています。
一般的な調味料コーナーのほか、普段あまり行かない「自然食品」や「こだわり食材」の棚を覗いてみると、思わぬ発見があるかもしれません。まずは身近な場所から、宝探し感覚でチェックしてみましょう。
カルディ・成城石井・北野エースなどのセレクトショップ
セレクトショップは、スーパーでは見かけない、地方の醸造元が作ったこだわりのめんつゆが見つかります。
食のプロであるバイヤーが目利きした商品は、味や背景にストーリーがあるものばかりです。作り手の想いが詰まった逸品は、毎日の料理をより特別なものにしてくれます。



お店のバイヤーが厳選した商品が並んでいるため、新しいお気に入りに出会える可能性が高い場所です。
オリジナルブランドの商品も多く、ここでしか手に入らない逸品を探す楽しみもあります。パッケージがおしゃれな商品も多いので、贈り物探しにもピッタリです。
Amazon・楽天・LOHACOなどのオンライン通販
品揃えが圧倒的に豊富で、全国各地のめんつゆを自宅にいながら比較・検討できます。全国の醸造元が直接出店していることも多く、地方の隠れた名品を発見できるのが大きな魅力です。



利用者の口コミやレビューを参考にできるため、味や使い勝手を事前にイメージしやすいのがメリット◎
瓶入りの重い商品でも玄関先まで届けてもらえるため、まとめ買いにも便利です。セールやポイントアップのタイミングを狙って、賢く購入するのもよい方法でしょう。
簡単な無添加めんつゆの作り方


市販品が便利な一方、自家製めんつゆは材料がシンプルで簡単に作れます。料理の腕が上がったように感じる本格的なだしの香りをぜひ一度体験してみてください。
【材料】
しょうゆ 200ml
みりん 200ml
かつおぶし 20g
昆布 20g
【作り方】
- ボウルや鍋にしょうゆ・みりん・昆布を入れて一晩おく。
- 鍋にしょうゆ・みりん・昆布を入れ、中火にかける。
- 沸騰したら弱火にし、1〜2分静かに煮詰める。
- かつおぶしを入れたら火を止めて1分程度おく。
- 粗熱がとれたら、ザルやキッチンペーパーでゆっくり濾す。
たったこれだけで、だしの香りが豊かな本格めんつゆが完成です。材料に有機JAS認証のものや無添加のものを使うとさらに体に優しいめんつゆになります。
完成しためんつゆは、煮沸消毒した瓶に入れて冷蔵庫で保存しましょう。製氷皿で凍らせておくと、少量ずつ使えてさらに便利です。
まとめ|無添加めんつゆで家族の健康を守りおいしい食卓をかこもう!


めんつゆ選びは、表示のポイントさえ知ればもう迷うことはありません。大切なのは「無添加」という言葉だけでなく、自分の目で原材料を確かめることです。そのうえで、以下3つのポイントを意識して選んでみましょう。
- 「無添加」の意味を理解して、酵母エキスなどのうま味成分の有無もチェックする
- だしの種類や濃縮タイプなどを比較し、料理の用途やライフスタイルに合わせて使い分ける
- パッケージの裏を見て「原材料名」がシンプルかチェックする習慣をつける
これらのポイントを抑えれば、今日からスーパーの調味料売り場で自信を持って家族のために本当に安心な一本を選べるでしょう。正しい知識を身につけ、日々の食卓をもっとおいしく、豊かなものにしていきましょう。


「市販の無添加めんつゆ」でよくある質問


「市販の無添加めんつゆ」についてよくある質問をまとめました。
- めんつゆの「酵母エキス」は体に悪いですか?
-
酵母エキスは食品由来の成分であり、それ自体が体に悪いものではありません。国の安全基準もクリアしています。 しかし、うま味を補強する役割があるため、素材本来の繊細な風味を重視する人からは避けられる傾向があります。 添加物を気にするかどうかの延長線上で、ご自身の食に対する考え方や好みに合わせて選ぶのがよいでしょう。
- 砂糖不使用の無添加めんつゆはありますか?
-
はい、市販品でも砂糖不使用のめんつゆはあります。砂糖の代わりに本みりんの甘みを活かしたものや、甘みを抑えてキリっとした味わいのめんつゆです。 糖質を気にしている人や、料理によって甘さを自分で調整したい人にオススメです。
- 開封後のめんつゆはどのくらい日持ちしますか?
-
商品によって異なりますが、保存料無添加の製品が多いため、開封後は必ず冷蔵庫で保存してください。 多くの商品で、開封後は「2週間〜1か月以内」を目安に使い切ることが推奨されています。 必ず商品のラベルに記載されている保存方法と賞味期限を確認し、期間内においしく使い切りましょう。