寒さに強い観葉植物20選!冬越し成功のコツや注意点も徹底解説

寒さに強い観葉植物20選!冬越し成功のコツや注意点も徹底解説
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冬になると観葉植物が枯れてしまう

玄関やベランダでも育てられる、寒さに強い植物が知りたい

観葉植物にとって冬は厳しい季節ですが、品種選びと少しのコツで、元気に冬越しできます。お部屋に緑があるだけで、心が和んだりインテリアが素敵になったりしますよね。

本記事では、初心者にもオススメの寒さに強いオススメの観葉植物を20種類紹介します。

この記事でわかること
  • 冬を乗りきるための失敗しない選び方
  • オススメ観葉植物20選
  • 具体的な冬越し術
  • 悩み別の最適プランツ

ぜひ最後まで読んで、冬でも緑豊かな暮らしを楽しむためのパートナーを見つけてくださいね!

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目次

失敗しない!寒さに強い観葉植物を選ぶ3つのポイント

失敗しない!寒さに強い観葉植物を選ぶ3つのポイント

冬でも元気に育つ観葉植物を選ぶには、主に以下3つの押さえておきたいポイントがあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①耐寒温度

耐寒温度とは、その植物が生育できる最低限の温度の目安です。観葉植物の多くは熱帯地域が原産のため、日本の冬の寒さが苦手な品種もあります。

Haru

耐寒温度は品種によって異なり、大きく「5℃以上」「0℃以上」「氷点下OK」などに分けられます。

たとえば、リビングで育てるなら5℃以上あれば十分ですが、暖房のない玄関や窓辺に置く場合は、より低い温度に耐える品種を選びましょう。

自宅の置きたい場所が冬場にどのくらいの温度になるのかを事前に把握し、その環境にあった耐寒温度の植物を選ぶことが、冬越しを成功させる最初のステップです。

②耐陰性

耐陰性とは、日光が少ない場所でも育つ性質のことです。

冬は夏に比べて日照時間が短くなり、太陽の位置も低くなるため、室内に入る光の量が減少します。

Haru

日当たりのよくない北向きの部屋や、窓から離れた場所に置く場合は、この耐陰性が重要なんです!

耐陰性の高い植物を選べば、冬の日照不足による生育不良や葉の変色といったトラブルを避けられ、管理がぐっと楽になります。

耐陰性を考えれば、玄関・トイレ・廊下など、これまで植物を置くことを諦めていた場所でもグリーンを楽しめるでしょう。

③乾燥への強さ

冬は屋外だけでなく、室内も空気が乾燥しやすい季節です。エアコンの暖房を使用すると、室内の湿度は急激に低下し、人間だけでなく植物にとっても過酷な環境になります。

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乾燥した環境では、植物の葉から水分が蒸発しやすく、水切れを起こしやすくなるんです。

そこで注目したいのが、乾燥に強い性質を持つ観葉植物!もともと乾燥地帯に自生している品種などは、体内に水分を蓄える能力が高く、水やりの頻度が少なくても元気に育ちます。

冬場の水やり管理の手間を減らしたい人や、暖房の効いた部屋に置きたい人には、乾燥に強い品種がオススメです。

寒さに強い観葉植物オススメ20選

寒さに強い観葉植物オススメ20選

寒さに強い観葉植物を20種類紹介します。初心者向けから屋外で育てられるものまで幅広く選んでいますので、あなたにぴったりの一鉢がきっと見つかります。花言葉や風水も載せているので、ぜひ購入の参考にしてくださいね!

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【5℃以上】初心者も安心!室内で楽しむ観葉植物

1. ガジュマル 

植物名ガジュマル
原産地東南アジア・オーストラリア・台湾・沖縄
耐寒温度約5℃
花言葉健康
風水金運・リラックス効果

ガジュマルは、ぷっくりとした幹と濃い緑の葉が生命力を感じさせる人気の観葉植物です。

そのユニークな樹形は「多幸の木」とも呼ばれ、一つ置くだけでお部屋の印象的なアクセントになります。

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冬越しさせるコツは、室内の日当たりのよい場所に置き、水やりを控えめにすること!

土が完全に乾いてから数日後に水を与えるくらいで十分です。水のやりすぎは根腐れの原因になるため注意しましょう。生命力が強く育てやすいため、初心者の人にもオススメです。

ガジュマルは、個性的なインテリアグリーンを探している人や、縁起のよい植物を置きたい人にぴったりの植物でしょう。

2. テーブルヤシ

植物名テーブルヤシ
原産地中南米
耐寒温度約5℃
花言葉あなたを見守る
風水仕事運・健康運・リラックス効果

テーブルヤシは、テーブルにも置けるコンパクトなサイズ感と、涼しげな葉が魅力のヤシです。

ヤシ科のなかでもとくに寒さに強く、育てやすいことから、昔から定番のインテリアグリーンとして親しまれています。

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直射日光を嫌うため、冬場はレースカーテン越しの明るい室内が最適な置き場所です。

乾燥にはやや弱いので、エアコンの風が直接当たらないように注意し、定期的に霧吹きで葉に水をかける「葉水」をしてあげると、葉の乾燥や害虫を防ぎ、元気に冬を越せます。

テーブルヤシは、省スペースで南国の雰囲気を楽しみたい人にオススメです。

3. モンステラ

植物名モンステラ
原産地熱帯アメリカ
耐寒温度約5℃
花言葉うれしい便り
風水人間関係・恋愛運・家庭運

モンステラは、大きな切れ込みの入った葉が特徴的で、エキゾチックな雰囲気が人気の観葉植物です。

Haru

ハワイアンキルトのモチーフでも有名ですよね!

比較的日陰にも強く、室内で育てやすいのがうれしいポイント。

冬は成長が緩やかになるため、水やりは土の表面が乾いてから2~3日後を目安に、控えめにおこないましょう。葉が大きいためホコリがたまりやすいので、時々濡れた布で拭いてあげると、光合成を助け、病害虫の予防にもなります。

モンステラは、インパクトのあるグリーンで、お部屋の主役を探している人に最適です。

4. トックリラン(ノリナ)

植物名トックリラン(ノリナ)
原産地メキシコ(乾燥地帯)
耐寒温度約3〜5℃
花言葉多くの才能
風水金運・子宝運

トックリラン(ノリナ)は、徳利(とっくり)のように膨らんだ株元と、そこからリボンのように伸びる細い葉のコントラストがユニークな植物です。

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その見た目から「ポニーテール」の愛称でも親しまれています。

株元に水分を蓄える性質があるため乾燥に強く、水やりの手間がほとんどかかりません。

冬場は月に1~2回程度の水やりで十分です。日当たりを好むので、冬でも窓際の明るい場所に置いてあげましょう。

トックリランは、忙しい人や、つい水やりを忘れがちな「ズボラさん」でも安心して育てられる手間いらずな品種です。

5. ストレリチア

植物名ストレリチア
原産地南アフリカ
耐寒温度約5℃
花言葉オレンジ色:輝かしい未来
黄色:気取った恋
白色:温かい心
風水金運・仕事運・子宝運

ストレリチアは、「極楽鳥花」という和名のとおり、鳥のような鮮やかな花を咲かせますが、花がなくてもシャープで美しい葉が魅力的な観葉植物です。

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「ストレリチア・レギネ」や「ストレリチア・ノンリーフ(ユンケア)」は、スタイリッシュな見た目でインテリアグリーンとして人気があります。

乾燥に強いため、水やりは控えめでOK!冬は土がしっかり乾いてから与えるようにしましょう。

ストレリチアは、縦に伸びるすっきりとした樹形なので、お部屋をモダンで洗練された雰囲気にしたい人にオススメです。

6. アロエ

植物名アロエ
原産地アフリカ・アラビア半島などの乾燥地帯
耐寒温度約3〜5℃(品種により異なる)
花言葉健康・万能
風水魔除け・厄除け

アロエは、「アロエ・ベラ」など食用や薬用で有名な多肉植物ですが、ユニークなフォルムを持つ観賞用の品種もあります。

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肉厚な葉に水分を蓄えているため、乾燥には強いのが特徴です。

冬場の水やりは月に1回程度、あるいは断水気味に管理しても越冬できます。

水のやりすぎは根腐れに直結するので注意が必要です。日当たりを好むため、冬もできるだけ窓際など明るい場所で管理しましょう。

アロエは、手間をかけずに育てたい人や、個性的な形の植物が好きな人にぴったりです。

7. サンスベリア・ファーンウッド・パンク

植物名サンスベリア・ファーンウッド・パンク
原産地アフリカ・南アジアの乾燥地帯
耐寒温度約5℃
花言葉永久・幸福
風水幸運・仕事運

サンスベリア・ファーンウッド・パンクは、棒状の葉が放射状に広がる、スタイリッシュなフォルムが魅力の植物です。

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サンスベリアは空気清浄効果が高いことでも知られていますね。

乾燥に強く、冬はほとんど水やりを必要としません。月に1回、土を湿らす程度で十分です。過湿は根腐れの原因になるため、受け皿にたまった水は捨てましょう。

比較的日陰にも強いですが、元気に育てるためには明るい場所に置くのが理想です。

サンスベリア・ファーンウッド・パンクは、モダンなインテリアにあわせやすく、管理が簡単な植物を探している人にオススメです。

8. ウスネオイデス

植物名ウスネオイデス(スパニッシュモス)
原産地中南米
耐寒温度約5℃
花言葉不屈
風水対人運

ウスネオイデスは、「スパニッシュモス」とも呼ばれる、土を必要としないエアプランツの一種です。

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銀色がかったグリーンの細い葉がふんわりと垂れ下がる姿は、とても幻想的ですよね♡

空気中の水分を吸収して育つため、管理は毎日霧吹きで全体を湿らせる「ミスティング」が基本。

冬は生育がゆっくりになりますが、暖房の効いた部屋は乾燥しやすいため、水やり頻度を少しあげるとよいでしょう。蒸れによる傷みを防ぐためにも、風通しのよい明るい日陰で管理します。

ウスネオイデスは、吊るして飾るなど、空間を立体的に使ったグリーンディスプレイを楽しみたい人に人気です。

9. チランジア・キセログラフィカ

植物名チランジア・キセログラフィカ
原産地中南米
耐寒温度約5℃
花言葉不屈・献身・絆
風水邪気払い

チランジア・キセログラフィカは、「エアプランツの王様」とも呼ばれる存在感抜群の品種です。

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銀白色の美しい葉がカールしながらロゼット状に広がる姿は、まるで芸術品のよう。

土は不要で、管理は1週間に1〜2回のミスティング(夕方〜夜)や、月に1回程度、株全体を約4〜6時間水に浸す「ソーキング」でおこないます。

冬場は乾燥具合を見ながら、ソーキングの時間を短くしたり、ミスティングの回数を調整したりしましょう。置き場所は明るく風通しのよい場所がよいです。

チランジア・キセログラフィカは、オブジェのように飾れる、特別な一鉢を探している人にオススメです。

10. フィカス・プミラ

植物名フィカス・プミラ
原産地東アジア
耐寒温度約5℃
花言葉あなたは私を勇気づける・知識
風水恋愛運・家庭運

フィカス・プミラは、小さなハート型の葉が可愛らしく、つるを伸ばして広がる植物です。

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壁に這わせたり、ハンギングバスケットから垂らしたりと、さまざまな飾り方が楽しめます。

比較的日陰にも強く、室内で育てやすいのが特徴です。乾燥にはやや弱いので、冬場も土の表面が乾いたら水を与えましょう。

エアコンの風が直接当たると葉が傷みやすいので置き場所には注意が必要。定期的な葉水も効果的です。

フィカス・プミラは、ナチュラルで可愛らしい雰囲気のグリーンを、手軽に取り入れたい人にぴったりでしょう。

【0℃以上】霜に注意すれば屋外もOKな観葉植物

11. アイビー(ヘデラ)

植物名アイビー(ヘデラ)
原産地ヨーロッパ・北アフリカ・アジア
耐寒温度約0℃
花言葉永遠の愛・不滅・結婚・友情
風水金運・恋愛運

アイビー(ヘデラ)は、星形のような可愛らしい葉を持ち、丈夫で育てやすい観葉植物の代表格です。

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日陰にも乾燥にも強く、ほとんど手間がかからないため、初心者の人に最適!

つる性なので、ハンギングで垂らす・棚の上から飾る・トピアリーに仕立てるなど、アイデア次第で多様な飾り方が楽しめます。

冬場が温暖な地域で、霜や寒風に直接当たらなければ屋外でも冬越し可能です。

アイビー(ヘデラ)は、場所を選ばず手軽にグリーンを取り入れたい人や、ガーデニング初心者の人にオススメします。

12. シェフレラ(カポック)

植物名シェフレラ(カポック)
原産地南太平洋諸島・東南アジア
耐寒温度約0〜5℃
花言葉真実・実直・とても真面目
風水健康運・仕事運

シェフレラ(カポック)は、手を広げたような形の葉が可愛らしく、生命力旺盛で育てやすいため昔から人気の観葉植物です。

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日陰や乾燥にも強く、管理が簡単なため「枯らしにくい植物」のひとつ!

冬は室内の明るい場所で管理するのが基本ですが、暖地であれば軒下などで越冬できる場合もあります。

水やりは、冬は土がしっかり乾いてから数日後で大丈夫です。

シェフレラ(カポック)は、丈夫で育てやすく、どんなインテリアにも馴染む定番の観葉植物を探している人にオススメです。

13. オリーブ

植物名オリーブ
原産地地中海沿岸地域
耐寒温度約-5〜0℃
花言葉平和・知恵・勝利
風水邪気払い

オリーブは、平和のシンボルとして知られ、銀色がかったグリーンの葉がおしゃれな雰囲気です。

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日当たりと風通しのよい場所が好み♡

地中海沿岸が原産のため乾燥には強いですが、冬に乾燥した寒風が直接当たると葉が傷むことがあります。

鉢植えの場合は、冬は霜の当たらない軒下や玄関先に移動させると安心です。

オリーブは、ナチュラルや洋風のシンボルツリーとして、玄関先やベランダで育てたい人にぴったりです。

14. シマトネリコ

植物名シマネトリコ
原産地台湾・中国・インド・フィリピン・沖縄
耐寒温度約-3℃(幼木は0℃以上が安全)
花言葉偉大・高潔・荘厳
風水家族運・邪気払い

シマネトリコは、光沢のある小さな葉が涼しげで風にそよぐ姿が美しい人気の庭木ですが、観葉植物としても楽しめます。

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日当たりを好みますが、半日陰でも育つ順応性の高さも魅力!

冬は成長が止まるため、水やりは控えめにします。地植えの場合はほとんど不要です。

鉢植えで屋外管理する場合は、霜よけをしたり、寒さが厳しい日は玄関内に取り込んだりすると、より安全に冬越しできます。

シマネトリコは、爽やかでシンボルツリーにもなる植物を育てたい人にオススメです。

15. ユッカ・エレファンティペス

植物名ユッカ・エレファンティペス
原産地中央アメリカ
耐寒温度約0℃
花言葉勇壮・偉大・爽快
風水成長運・仕事運・金運

ユッカ・エレファンティペスは、太い幹と上向きに伸びるシャープな葉が力強く、別名「青年の木」とも呼ばれています

その名のとおり、成長や発展を象徴する縁起のよい木とされ、お祝いの贈り物にも人気です。

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乾燥に強く、水やりの手間がかからないのが大きなメリット!

冬は月に1〜2回程度の水やりで十分です。寒さにも比較的強く、関東以西の暖地では屋外での冬越しも可能でしょう。

ユッカ・エレファンティペスは、スタイリッシュで存在感があり、管理が楽な植物を探している人に最適です。

16. フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)

植物名フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)
原産地インド・マレー半島などの熱帯アジア
耐寒温度約0〜5℃
花言葉永遠の幸せ
風水金運・健康運

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)は、光沢のある大きな葉が特徴で、シックでモダンな雰囲気が魅力です。

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「フィカス・バーガンディ」のような黒に近い葉色や、斑入りの品種などバリエーションも豊富。

冬は室内の明るい場所で管理し、水やりは控えめにします。葉にホコリがたまりやすいので、定期的に拭いてあげると美しい状態を保てます。

フィカス・エラスティカは、落ち着いた大人の雰囲気のインテリアグリーンを探している人にオススメです。

17. シュロチク

植物名シュロチク(棕櫚竹)
原産地中国南部〜東南アジア
耐寒温度約0℃
花言葉向上心・思慮深さ
風水邪気払い・厄除け

シュロチクは、「緑の宝石」とも呼ばれる、光沢のある深い緑色の葉が美しい植物です。

ヤシの仲間に似ていますが、より和風で落ち着いた雰囲気を持っています。

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日陰に強く、耐寒性もあるため、昔から玄関や廊下など条件の悪い場所でも育てられてきました。

乾燥にも比較的強いですが、きれいな葉を保つためには時々葉水をしてあげるとよいでしょう。

シュロチクは、和モダンな空間や、日当たりの悪い場所で育つ丈夫な植物を探している人にぴったりです。

18. アガベ

植物名アガベ
原産地メキシコ・中南米の乾燥地帯
耐寒温度約0℃(品種により異なる)
花言葉気高き勇士・繊細・鋭敏
風水魔除け・邪気払い

アガベは、射状に広がる硬くシャープな葉が特徴で、ワイルドで彫刻的な草姿が魅力の多肉植物です。

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乾燥に強く、ロックガーデンなどにも利用されていますよね!

冬はほとんど水を必要とせず、断水気味に管理することで耐寒性が高まります。

ただし、鉢植えの場合は土が凍結しないよう、霜の当たらない軒下などに移動させましょう。

アガベは、男前インテリアや、ドライガーデンにあうインパクトのある植物が欲しい人にオススメです。

19. フィカス・バーガンディ(インドゴムの木)

植物名フィカス・バーガンディ(インドゴムの木)
原産地東南アジア
耐寒温度約0〜5℃
花言葉永遠の幸せ・健やかさ・裕福
風水金運・健康運

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)のなかでも、人気の高い園芸品種がこの「バーガンディ」です。

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特徴は、赤い新芽と光沢のあるシックな黒紫色の葉。

「クロゴム」の愛称でも親しまれ、その深い色合いが空間を引き締め、モダンな雰囲気を演出します。春に出る新芽は鮮やかな赤色をしており、成長とともに黒紫に変わっていく色の対比も大きな魅力です。

基本的な育て方は他のインドゴムの木と同じで、冬は室内で控えめな水やりを心がけましょう。

フィカス・バーガンディは、モダンで高級感のある空間を演出したい人や、他の人とは少し違う個性的な植物を求めている人にオススメです。

20. ユーカリ・グニー

植物名ユーカリ・グニー
原産地オーストラリア
耐寒温度約-15℃〜-5℃
花言葉記念・思い出・追憶
風水幼苗時期:調和成木時期:浄化・リフレッシュ

ユーカリ・グニーは、観葉植物として流通するなかではトップクラスの耐寒性を誇ります。

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銀色がかった美しい丸い葉(幼葉)と、揮発する油分による爽やかな香りが魅力。

日当たりと風通しのよい場所を好み、ベランダや玄関先のシンボルツリーに最適です。

成長が早いため、剪定した枝はリース・スワッグ・切り枝としてお部屋に飾るなど、一つで何通りも楽しめます。

ユーカリ・グニーは、ナチュラルやアンティークな雰囲気が好きな人、植物の成長過程を楽しみたい人にオススメです。

初心者でも安心!観葉植物の冬越しを成功させる5つの管理術

初心者でも安心!観葉植物の冬越しを成功させる5つの管理術

お気に入りの植物を選んだら、次は冬場の管理方法を5つマスターしましょう。少しの工夫で植物は元気に冬を越してくれます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①置き場所:窓辺の冷気を避け、日当たりのよい室内へ

日当たりがよい窓際は、日中は植物にとって絶好の場所ですが、夜になると外の冷気で急激に温度が下がります。

この寒暖差は植物にとって大きなストレス。夜間は窓から少し離れた部屋の中央などに移動させるのが理想です。

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それが難しい場合は、窓と植物の間に厚手のカーテンを引いたり、鉢を段ボールや発泡スチロールで囲ってあげたりするだけでも保温効果があります。

日中は、直射日光が強すぎると葉焼けの原因になることもあるため、レースカーテン越しのようなやわらかい光が当たる場所が最適です。

②水やり:冬場は頻度を減らし「乾かし気味」が鉄則

冬は気温が低いため、植物の成長が緩やかになる「休眠期」に入ります。光合成の量も減り、水を吸い上げる力も弱まるため、夏と同じペースで水やりをすると水分が過剰になりがちです。

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土が常に湿った状態は、根が呼吸できなくなり腐ってしまう「根腐れ」の原因になります。

水やりのタイミングは、「土の表面が乾いてからさらに2〜3日後」くらいを目安に、鉢のなかまでしっかり乾いたのを確認してから与えましょう。

また、与える水は冷たい水道水そのままではなく、少し汲み置きして室温に戻したものを、気温が上がる午前中に与えるのが植物への優しさです。

③肥料:根腐れの原因になるため成長が止まる冬はストップ!

観葉植物の多くは、冬になると成長をほとんど止め、春に向けてエネルギーを蓄える「休眠期」に入ります

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人間でいえば、冬眠しているような状態!この時期に肥料を与えても、植物は吸収できません。

吸収されなかった肥料分は土のなかにたまり、塩分濃度を高めて根を傷つける「肥料焼け」や、根腐れを引き起こす原因になってしまいます。

肥料を再開するのは、暖かくなり、新しい芽が動き始める「春先(5月頃)」が適切なタイミングです。

④暖房対策:エアコンの風は直接当てない工夫を

冬の室内で注意したいのが、エアコンやファンヒーターなどの暖房器具です。

暖房から出る乾燥した温風が植物の葉に直接当たると、葉の水分が急激に奪われ、チリチリに枯れてしまう原因になります。

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これは人間がドライヤーの熱風をずっと浴びているのと同じような状態です。植物を置く際は、暖房の風が直接当たらない場所を選びましょう!

暖房を使うと部屋全体が乾燥するため加湿器を使ったり、植物の近くに水の入ったコップを置いたりして、周辺の湿度を保つ工夫も有効です。

⑤葉水・害虫対策:乾燥を防ぎ、病害虫を予防する

冬の乾燥は、植物の葉を傷めるだけでなく、ハダニやカイガラムシといった病害虫の発生原因にもなります

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これらの害虫は乾燥した環境を好むため、冬の室内は格好の住処。

対策として有効なのが、霧吹きで葉に水をかける「葉水」です。葉水は、葉の表面の湿度を保ち、乾燥を防ぐだけでなく、害虫がつくのを予防する効果があります。

また、葉の表面に付着したホコリを洗い流すことで、光合成を助け、植物を元気に保つことにもつながります。植物の状況に応じて葉の表と裏にまんべんなく霧吹きをしてあげましょう。

【場所別】寒さに強く日陰でも育つ観葉植物

【場所別】寒さに強く日陰でも育つ観葉植物

「観葉植物を置きたいけど、日当たりや温度が心配」な場所もありますよね。そんな特定の場所にぴったりの、寒さや日陰に強い品種を紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【玄関・屋外】に置ける寒さに強い観葉植物3選

家の顔である玄関やベランダは、外気に近く冬はとくに冷え込みが厳しい場所です。そのため、置く植物はとくに耐寒性の高い品種を選ぶ必要があります。

オススメは以下の3つです。

ポイントは、冬の間は水やりを極力控え、土を乾かし気味に管理すること。これにより樹液の濃度が高まり、耐寒性がさらにアップします。

玄関・屋外には、お家の第一印象を素敵にするタフなグリーンを選びましょう。

【トイレ・室内】日陰に強いオススメ観葉植物3選

トイレや北向きの部屋は、日当たりが悪く、冬場はとくに低温になりがちな環境です。このような場所で植物を育てるには、耐寒性はもちろんのこと、「耐陰性」、つまり日陰に強い性質が求められます。

オススメは以下の3つです。

これらの植物は、少ない光でも育つ力を持っていますが、たまに明るい場所に移動させてあげると、より元気に育ちます。

トイレや室内の諦めていた日陰スペースにも、グリーンを飾ってみましょう!

【北海道・寒冷地】でも冬越し可能な観葉植物

北海道や東北などの寒冷地では、冬の最低気温が氷点下10℃以下になることも珍しくなく、ほとんどの観葉植物にとって屋外での冬越しは残念ながら困難なことが多いです。

しかし、諦める必要はありません。風除室(玄関フード)のなかや、暖房の効いた日当たりのよい室内であれば、育てられる品種はあります。

とくに耐寒性のある植物は以下です。

室内で管理する場合のコツは、窓辺の冷気に当てないように夜は部屋の中央へ移動させること、そして「二重鉢」にして鉢を冷えから守るなどの徹底した防寒対策です。

厳しい冬だからこそ、室内でたくましく育つグリーンの存在は大きな癒やしとなるでしょう。

まとめ|寒さに強い観葉植物で冬の暮らしに彩りをプラスしよう

まとめ

観葉植物の冬越しは、ポイントさえ押さえれば難しくありません。大切なのは、あなたのライフスタイルと住環境にあった、無理なく育てられる一鉢を選ぶことです。

以下にポイントをまとめました。

  • まずは「耐寒温度」をチェックする
  • 日当たりも考慮する
  • 冬の管理は「乾かし気味」を基本とする
  • 冷気や暖房の風が当たらないように置き場所を一工夫する
  • 初心者の人は5℃以上の品種からはじめてみる

この記事を参考に、あなたにぴったりの寒さに強い観葉植物を見つけて、冬の暮らしに彩りを加えてみてくださいね。

お気に入りのグリーンが一つあるだけで、お部屋の雰囲気はぐっと温かみを増し、心にも潤いを与えてくれるはずです。さあ、素敵なグリーンライフを始めましょう!

寒さに強い観葉植物についてよくある質問

よくある質問

「寒さに強い観葉植物」でよくある質問をまとめました。

100円ショップの観葉植物でも冬越しできますか?

品種が寒さに強いものであれば、100円ショップの観葉植物でも十分に冬越しは可能です。

テーブルヤシやサンスベリア、アイビーなど、この記事で紹介した丈夫な品種が置かれていることも。基本的な冬越しの管理方法(水やり、置き場所など)は、他の観葉植物と同じです。

冬の水やりは、具体的にどのくらいの頻度であげればいいですか?

「週に1回」や「10日に1回」といった画一的な頻度で答えるのは、実はとても難しい質問です。

最適な水やりの頻度は、部屋の環境(日当たり・温度・湿度)や鉢の大きさ、土の種類によって大きく変わります。

判断基準は、「土の乾き具合」。確認方法として、土の表面が乾いているのを見たら、指や乾いた割り箸を土のなかに数センチ差し込んでみてください。それで土がついてこなければ、土のなかまで乾いているサインです。

そこからさらに2〜3日待ってから、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えるのが基本のスタイルになります。

冬に葉が黄色くなったり、落ちたりするのは枯れるサインですか?

冬に葉が数枚黄色くなって落ちる場合、一概に枯れるサインとはいえません。

これは、植物が冬を越すために自らエネルギー消費を抑えようとする、自然な生理現象(新陳代謝)の場合があります。

ただし、葉が大量に落ちたり、幹や根元がブヨブヨとやわらかくなっていたりする場合は注意が必要です。これは、水のやりすぎによる「根腐れ」や、寒さによる深刻な「ダメージ」の可能性があります。

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この記事を書いた人

ビカクシダ・塊根植物・観葉植物...子育てしながら葉っぱたちと暮らしています。植物に関する情報や体にやさしい暮らしのヒントを発信中。植物と暮らすたのしさを少しでもお届けできたらうれしいです。よろしくお願いします✳︎

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